はじめに:年代を指定したら狙ったレトロゲームの曲調を作成できるのか?
今回は、SUNO AIを使って
「年代指定タグによって、ゲーム向けBGMの雰囲気がどのように変化するのか」
を比較・検証してみました。
比較対象としたのは、
80s / 90s / 2000s / 2020s の4つの年代タグです。
いずれも共通して、
JRPG Battle Theme , Video Game Music
というベースとなるプロンプトを使用し、
年代タグのみを切り替えるという条件で生成しています。
SUNOでは、年代を指定することで年代にあった曲調で作成が行われます。
それによって任意のゲームハード風の曲が作れないかという検証になります。
本記事では、
ゲーム制作や動画用BGMを想定した視点で、
それぞれの年代タグの特徴と向いている使いどころを整理していきます。
検証した動画は以下になります。
80s:リズム重視で軽快なバトル向き
80sタグを指定した場合、
全体的にチップチューンの音源やシンセ主体でリズムが前に出やすい構成になりました。
いわゆるファミコン音源そのものにはなりませんが、
使用される音色やフレーズはチップチューン寄りの印象です。
メロディよりもノリや勢いが重視されやすく、
テンポ感のあるバトルに向いています。
90s:メロディと厚みが強調される王道JRPG感
90sタグでは、
80sと比べて音の厚みとメロディ性が明確に増加しました。
ストリングスやブラスの特徴や存在感が強くなり、
いわゆる「1990年らしい」という印象が出ました。
特に80sと比較するとわかりやすいので、是非聴き比べてみてください。
2000s:バランス重視で汎用性が高い
2000sタグは、
90sの流れを引き継ぎつつ、
全体的に音のバランスが整った印象になりました。
突出した個性は控えめですが、
その分どんな場面にも合わせやすいのが特徴です。
「とりあえず安定した戦闘曲が欲しい」場合には、
非常に扱いやすい年代タグだと感じました。
2020s:現代的でスタイリッシュな戦闘曲
2020sタグでは、
一気に今風で洗練されたサウンドになります。
2000sと比較しても。音作りや曲の構成が現代的になり、
とてもスタイリッシュ感のあるゲームや映像作品寄りの印象を受けました。
年代タグ比較から分かること
年代によって使用される音が異なり自動で年代に合わせた音が使われるようです。
曲調も違いは出るのですが、ちょっとランダム性が強いため
ゲーム用BGMを作成するには向いていないという印象でした。
ガチャのように試行回数を重ねる場合はありかもしれません。
どちらかというと、年代タグはポップスやロックなど歌のジャンルと
組み合わせたほうが効果的に動作するように感じました。
本記事が、個人ゲーム開発やBGM作成のヒントになれば幸いです。
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